過敏性腸症候群
お腹の調子が悪い、便秘や下痢を繰り返す、でも病院で検査をしても異常が見つからない…。もしかしたら、それは過敏性腸症候群(IBS)かもしれません。当院、増山胃腸科クリニックでは、つらい症状でお悩みの患者さん一人ひとりに寄り添い、丁寧な問診と検査で原因を探り、適切な治療をご提案いたします。西那須野駅から車で約9分、駐車場も完備しておりますので、お気軽にご相談ください。
過敏性腸症候群の症状について
過敏性腸症候群(IBS)は、腸の機能的な問題によって、腹痛や腹部不快感を伴う便通異常が慢性的に続く病気です。主な症状としては、以下のものがあります。
- 腹痛や腹部不快感・・お腹が張る、ガスが溜まる、差し込むような痛みなど
- 便通異常・・下痢、便秘、または下痢と便秘を繰り返す
- 便の形状異常・・コロコロとした便、水っぽい便、粘液の混じった便など
- 排便回数の異常・・頻繁な便意、または数日に一度しか便意がない
これらの症状は、ストレスや食事、生活習慣などによって悪化することがあります。また、症状の現れ方には個人差があり、同じ人でも日によって症状が異なることもあります。
過敏性腸症候群の原因について
過敏性腸症候群(IBS)の明確な原因は、まだ完全には解明されていません。しかし、様々な要因が複雑に絡み合って発症すると考えられています。主な原因として考えられるのは、以下の通りです。
- 腸の運動機能異常・・腸のぜん動運動が過剰になったり、逆に停滞したりすることで、便通異常を引き起こします。
- 内臓知覚過敏・・腸の痛みを感じやすい状態になっているため、わずかな刺激でも腹痛を感じてしまいます。
- 心理的なストレス・・ストレスが自律神経を介して腸の機能に影響を与え、症状を悪化させます。
- 腸内細菌叢の乱れ・・腸内細菌のバランスが崩れることで、腸の炎症や免疫機能に影響を与えます。
- 食物アレルギー・不耐性・・特定の食品に対するアレルギーや不耐性が、腸の炎症を引き起こし、症状を悪化させることがあります。
これらの要因が単独で作用するだけでなく、複数の要因が重なることで、過敏性腸症候群(IBS)を発症するリスクが高まると考えられています。
過敏性腸症候群の病気の種類について
過敏性腸症候群(IBS)は、便通のタイプによって大きく以下の3つの種類に分類されます。
- 便秘型(IBS-C)・・便秘が主な症状で、排便回数が減少し、硬い便が出ることが多い。
- 下痢型(IBS-D)・・下痢が主な症状で、頻繁な便意や水っぽい便が出ることが多い。
- 混合型(IBS-M)・・便秘と下痢を交互に繰り返す。
ご自身の症状がどのタイプに当てはまるかを知ることは、適切な治療法を選択する上で重要です。
過敏性腸症候群の治療法について
過敏性腸症候群(IBS)の治療は、症状を緩和し、QOL(生活の質)を改善することを目的とします。治療法は、薬物療法、食事療法、生活習慣の改善、心理療法など、多岐にわたります。
薬物療法
症状に合わせて、以下のような薬を使用します。
- 整腸剤・・腸内細菌のバランスを整え、便通を改善します。
- 止痢薬・・下痢を抑えます。
- 便秘薬・・便秘を解消します。
- 消化管運動機能改善薬・・腸の運動機能を調整します。
- 抗不安薬・抗うつ薬・・心理的なストレスを軽減し、腸の機能に与える影響を抑えます。
食事療法
食事内容を見直すことで、症状の緩和が期待できます。
- 低FODMAP食・・FODMAP(発酵性の糖質)を制限することで、腸内でのガス産生を抑え、腹部膨満感や腹痛を軽減します。
- 食物繊維の摂取・・便秘型の場合は、食物繊維を積極的に摂取することで、便通を改善します。
- 刺激物の制限・・アルコール、カフェイン、香辛料などの刺激物を控えることで、腸への刺激を減らします。
生活習慣の改善
規則正しい生活を送り、ストレスを溜めないように心がけることが大切です。
- 十分な睡眠・・睡眠不足は自律神経のバランスを崩し、腸の機能に悪影響を与えます。
- 適度な運動・・適度な運動は腸の運動を活発にし、便秘の改善に役立ちます。
- ストレス解消・・趣味やリラックスできる時間を持つなど、自分なりのストレス解消法を見つけましょう。
心理療法
心理的なストレスが症状に大きく影響している場合は、カウンセリングや認知行動療法などの心理療法が有効な場合があります。
過敏性腸症候群についてのよくある質問
Q1. 過敏性腸症候群は治りますか?
A1. 過敏性腸症候群は、症状をコントロールし、QOL(生活の質)を改善することを目標とする病気です。完全に治るというよりも、症状をうまくコントロールしながら、付き合っていくという考え方が大切です。適切な治療と生活習慣の改善を続けることで、症状を軽減し、快適な生活を送ることができます。
Q2. どんな時に病院を受診すれば良いですか?
A2. 腹痛や便通異常が続く、症状が日常生活に支障をきたす、便に血が混じる、体重が減少するなどの症状がある場合は、早めに当院、増山胃腸科クリニックにご相談ください。また、健康診断で便潜血反応が陽性になった場合も、精密検査が必要です。
Q3. 検査ではどんなことをしますか?
A3. 問診で詳しく症状をお伺いした後、必要に応じて血液検査、便検査、大腸内視鏡検査などを行います。大腸内視鏡検査では、腸の内部を直接観察し、炎症やポリープなどの異常がないかを確認します。当院では、患者さんの苦痛を軽減するため、鎮静剤を使用した内視鏡検査も行っておりますので、ご安心ください。
院長より
過敏性腸症候群(IBS)は、誰にでも起こりうる身近な病気です。しかし、症状が慢性的に続くため、QOL(生活の質)が大きく低下してしまうこともあります。「お腹の調子が悪いのはいつものことだから…」と諦めずに、ぜひ一度、当院にご相談ください。
当院では、内視鏡検査で丁寧に状態を把握し、患者さん一人ひとりの症状やライフスタイルに合わせた最適な治療プランをご提案いたします。
つらい症状から解放され、笑顔で毎日を送れるよう、私たち増山胃腸科クリニックが全力でサポートいたします。
