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皮膚が黄色くなった

「皮膚が黄色くなった」という症状は、ご自身やご家族にとって、とても心配なことと思います。もしかしたら、何かの病気ではないかと不安に感じているかもしれません。皮膚の黄染は、肝臓や胆道系の疾患、血液の病気など、様々な原因で起こることがあります。自己判断せずに、早めに専門医を受診することが大切です。

皮膚が黄色くなる原因

皮膚が黄色くなる原因は様々ですが、主なものとして以下のものが挙げられます。

肝臓や胆道の病気

  • 肝炎・・ウイルス感染や自己免疫疾患、アルコールなどが原因で肝臓に炎症が起こる病気です。
  • 肝硬変・・肝炎などが慢性化し、肝臓の組織が硬くなる病気です。
  • 胆石・・胆嚢や胆管に石ができ、胆汁の流れを妨げる病気です。
  • 胆道がん・・胆管にできるがんで、胆汁の流れを妨げることがあります。

血液の病気

  • 溶血性貧血・・赤血球が破壊され、ビリルビンという黄色い色素が増加する病気です。
  • 悪性貧血・・ビタミンB12の欠乏により、赤血球が正常に作られなくなる病気です。

その他

  • 薬物・・一部の薬は、肝臓に負担をかけたり、ビリルビンの代謝を妨げたりすることがあります。
  • 体質・・体質的にビリルビン値が高い場合があります。

皮膚が黄色くなることによって想定される病気

皮膚が黄色くなる原因となる病気は、上記で述べたように様々です。ここでは、代表的な疾患について詳しく解説します。

肝炎

肝炎は、肝臓に炎症が起こる病気で、ウイルス性、アルコール性、自己免疫性など、様々な種類があります。主な症状としては、皮膚や白目の黄染、倦怠感、食欲不振、吐き気などがあります。重症化すると、肝不全を起こすこともあります。

肝硬変

肝硬変は、肝炎などが慢性化し、肝臓の組織が硬くなる病気です。肝臓の機能が低下し、黄疸、腹水、むくみ、食道静脈瘤などの症状が現れます。肝がんのリスクも高まります。

胆石

胆石は、胆嚢や胆管に石ができる病気です。主な症状としては、右上腹部の激しい痛み(疝痛発作)や、吐き気、嘔吐などがあります。胆石が胆管を塞いでしまうと、黄疸を引き起こすことがあります。

溶血性貧血

溶血性貧血は、赤血球が破壊されることで起こる貧血です。主な症状としては、皮膚や白目の黄染、倦怠感、息切れ、動悸などがあります。原因としては、自己免疫疾患、遺伝性の異常、薬物などが挙げられます。

皮膚が黄色くなった場合の処置や治療法

皮膚が黄色くなった場合の処置や治療法は、原因となる病気によって異なります。当院では、以下のような検査や治療を行います。

検査

  • 血液検査・・肝機能、ビリルビン値、貧血の有無などを調べます。
  • 腹部超音波検査・・肝臓、胆嚢、胆管の状態を調べます。
  • CT検査、MRI検査・・必要に応じて、那須日赤でより詳細な画像検査を行います。
  • 内視鏡検査・・胆管や膵管の出口の状態を観察することがあります。

治療法

  • 薬物療法・・肝炎や自己免疫疾患など、原因となる病気に対して薬を投与します。
  • 手術・・胆石や胆道がんなど、手術が必要な場合は、適切な医療機関をご紹介いたします。
  • 内視鏡的治療・・胆管の狭窄や閉塞に対し、内視鏡的にステントを留置するなどの治療を行います。
  • 輸血・・溶血性貧血など、貧血がひどい場合は輸血を行います。

皮膚が黄色くなったについてのよくある質問

Q1. 皮膚が黄色いのですが、すぐに病院に行くべきですか?

A1. はい、皮膚の黄染は、何らかの病気のサインである可能性がありますので、早めに医療機関を受診してください。

Q2. 黄疸は人にうつりますか?

A2. 黄疸自体はうつりませんが、原因となるウイルス性肝炎などは感染する可能性があります。

院長より

皮膚が黄色くなるという症状は、患者さんにとって大きな不安を与えるものだと思います。しかし、適切な検査と治療を行えば、多くの場合、改善が期待できます。治療を急ぐ必要のある病気もありますので、自分で気が付いたり、他人から指摘された場合には、速やかに受診してださい。当院では、当日に血液検査、超音波検査を施行し、原因の診断を行なっています。

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